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阿波岐原

読み
あはきはら/あわきはら
ローマ字表記
Awakihara
登場箇所
上・みそぎ
住所
宮崎県宮崎市阿波岐原町産母127 地図を表示
緯度/経度
北緯 31°57'37.6"
東経 131°27'53.5"
説明
 黄泉国より帰還した伊耶那岐命(みそぎの場面では「伊耶那伎大神」と表記される)が、自らの体についていた黄泉国の穢れを洗い清めるためにみそぎを行った地。このみそぎによって、いわゆる住吉三神の「底筒之男命」「中筒之男命」「上筒之男命」や、阿曇氏の祖神である「底津綿津見神」「中津綿津見神」「上津綿津見神」などが成り、最後に「天照大御神」「月読命」「須佐之男命」の三貴子が生まれた。『日本書紀』には「檍原」と表記される。「檍(阿波岐)」は『和名類聚抄』に「日本紀私記に云ふ、阿波岐、今案ずるに又橿木の一名也」とあり、橿木の別名とされる。伝承地については宮崎市阿波岐原町の「一ツ葉浜」に比定する説があり、当地には延喜式神名帳、日向国児湯郡の江田神社に比定される「江田神社」が鎮座する。
URL
備考

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