器物データベース > 根の堅州国訪問

靫形埴輪

出土場所 不明
年代 古墳時代(後期)・6世紀
所蔵 國學院大學博物館
資料解説 矢を携行するために用いる靫は、箱状の矢筒部をバックパックのように背負って用いる武具であり、神宮の神宝にも類例が見られる。靫形埴輪では、鏃を上に向けて矢を収納した状態を表現しているが、実際の靫も同様に用いていた。古墳時代における弓矢は、単なる武器というだけでなく、武威を顕す象徴的な存在でもあったのだ。

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