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壺形埴輪

出土場所 奈良県桜井市外山茶臼山古墳
年代 古墳時代(前期)・3世紀
所蔵 國學院大學博物館
資料解説 そもそも古墳に樹立された埴輪は、弥生時代後期の吉備地方で発達した特殊壺と、これを載せる特殊器台から発達したものである。壺形埴輪は、単独で供えられる場合と、器台形の円筒埴輪とセットで用いられる場合があった。このように、死せる被葬者に飲食物の象徴を捧げる行為が、古墳祭祀の中核を占めてきたのである。

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