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淡道之穂之狭別島

読み
あはぢのほのさわけのしま/あわじのほのさわけのしま
ローマ字表記
Awajinohonosawakenoshima
別名
-
登場箇所
上・神の結婚
他の文献の登場箇所
淡路洲(紀四段本書、紀四段一書一、紀四段一書八、紀六段本書)
淡路州(旧・陰陽本紀)
淡道州(旧・陰陽本紀)
淡路島(垂仁紀・三年三月、垂仁紀・八十八年七月ほか)
梗概
伊耶那岐神・伊耶那美神が生む。大八島国のはじめに生まれる。
諸説
淡道という名称は、阿波国へ渡る途中にある島なので名付けられたという。また名前の表記に関して、他の島々と同じ示し方をするなら「淡道島亦名穂之狭別」とあるべきではないかという説がある。穂之狭別については、ホは粟の穂、サはサツキ・サバヘ・サナヘなどのサと同じだという説があるとともに、ワケに注目し、国土の精霊(国魂)の人格化を見て取る説もある。そのほか、なぜ淡路島が国生み神話に含まれるのかを考察した論には、倭氏と淡路島の海人の関わりをもとに国家形成史における淡路島の人々の果たした役割の重要性が国生み神話の形成に影響していると述べる説がある。
参考文献
守屋俊彦「淡路島の位置―創世神話における―」(『国文学(関西大学)』10号、1953年4月)
守屋俊彦「国生み神話と淡路島」(『国文学攷』34号、1964年6月)
加賀谷牧子「国生み神話―淡島・淡路島を中心に―」(『東洋大学上代文学研究会会報』7号、1979年12月)
熊谷保孝「古代国家と淡路島―国生み神話の背景」(『政治経済史学 』422号、2001年10月)

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