平成29年度国際シンポジウム「時空を超える〈言葉〉―神話の翻訳をめぐって―」 2018.01.27 シェア Tweet 平成30年1月20日(土)13時から、國學院大學渋谷キャンパス常磐松ホール(学術メディアセンター1階)にて、国際シンポジウム「時空を超える〈言葉〉―神話の翻訳をめぐって―」が開催されました。『古事記』の翻訳をテーマとし、作家の池澤夏樹氏からは個人編集日本文学全集で『古事記』を現代語訳されたときの注意点などをお話し頂きました。またイタリア・カターニア大学准教授パオロ・ヴィラーニ氏とフランス・国立高等研究実習院教授アラン・ロシェ氏からは、『古事記』を外国語に翻訳するときの問題点をお話し頂きました。そして立教大学名誉教授・上智大学教授の月本昭男氏からは外国語の聖典である『聖書』を日本語訳したときの注意点などをお話し頂きました。ディスカッションでは本学研究開発推進機構教授の平藤喜久子氏を司会進行として、京都外国語大学教授シルヴィオ・ヴィータ氏をコメンテーターに迎え、意見交換と討論が行われました。約200名の方々にご来聴頂き、盛況のうちに終えることができました。