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高屋山上陵

読み
たかやのやまのえのみささぎ
ローマ字表記
takayanoyamanoenomisasagi
被葬者名
天津日高日子穂々手見命
代数
神代・神武(第1代)祖父
陵墓の所在地
御陵は即ち高千穂の山の西に在り
住所
鹿児島県霧島市溝辺町麓菅口 地図を表示
緯度/経度
北緯 31°49'30.6"
東経 130°41'31.8"
古墳名
墳形
円丘
被葬者の事績
火遠理命・山佐知毘古とも。邇々芸命の御子。兄・火照命(海佐知毘古)は海の獲物を捕ることを生業として、火遠理命は山の獲物を捕ることを生業として暮らしていた。火遠理命はお互いの生業を交換してみようと提案したが、一匹の魚も得ることができず、さらに兄の釣り針をなくしてしまう。自らの十拳剣を折り、そこから500個・1000個の釣り針を作成して贖罪を請うが、火照命はもとの鉤を要求して許さなかった。途方に暮れて海辺で嘆いていたところ、塩椎神から綿津見神の宮に招待され、三年間に渡って歓待を受けたのち、海神の力を借りて火照命を屈服させた。のちに海神の娘・豊玉毘売命との間に御子をなすが、火遠理命は約束を破って産屋をのぞき見てしまう。本当の姿を見られた豊玉毘売命は恥じ、海坂(葦原中国と海の世界との境界)をふさいで海に帰っていった。このときに生まれた鵜葺草葺不合命は、豊玉毘売命が遣わした妹・玉依毘売命の手によって養育される。その鵜葺草葺不合命と豊玉毘売命との間に生まれた御子が、神倭伊波礼毘古命(のちの神武天皇)である。
URL
鹿児島県観光連盟 鹿児島県観光サイト どんどん鹿児島の旅(高屋山上陵)
http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10081/
備考
宮内庁により治定されている。

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