平成29年度「古事記学」第6回研究会(2017年11月22日)を行いました 2017.11.23 シェア Tweet 「古事記学」第6回目の研究会を行いました。今回は、11月19日に開催された皇學館大学連携古事記学研究会についての報告があり、つづけて、本年度、および次年度の古事記学センター事業計画について話し合われました。 平藤喜久子教授より、オオゲツヒメ神話の比較神話学的研究の研究史について報告があり、参加者からは、過去の研究成果を、考古学の成果やその他研究の進展に基づき、現代の研究水準で捉え直す必要があること、また、ハイヌウェレ型の分布図が今後の新出資料によって塗り替えられていく可能性があることなどの指摘がありました。 つづけて、山本健太准教授より本事業での高知県出張を踏まえた、石見・広島・宮崎・高知の神楽に関する報告があり、研究会参加者からは、神楽の担い手と行政・神社との関係性について質疑がなされました。