國學院大学 「古典文化学」事業

百舌鳥耳原北陵

読み

もずのみみはらのきたのみささぎ

ローマ字表記

Mozunomimiharanokitanomisasagi

被葬者名

反正天皇

代数

第18代

陵墓の所在地

御陵は毛受野に在り

住所

大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町二丁 地図を表示

緯度/経度

北緯 34°34'32.7"
東経 135°29'18.3"

古墳名

田出井山古墳

墳形

前方後円

被葬者の事績

仁徳天皇の御子。履中天皇の同母弟。多治比の柴垣宮（現在の松原市上田）で天下を治めた。身長は9尺2寸半（周尺184cm）であり、歯は整っていて非常に美しく、長さ1寸（2cm）、広さ2分（4mm）もあったとされる。履中天皇の御代に同母兄・墨江中王が謀反を起こすと、自らの潔白を証明するため、墨江中王に近習していた隼人・曾婆加理を唆して王を殺させている。しかし、簡単に主君を裏切るその粗暴を警戒し、のちに宴会の席にて曾婆加理も殺害した。

URL

備考

宮内庁により治定されている。ただし、陵墓参考地であるニサンザイ古墳を真陵とする見解も有力視されている。