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伊豆志河

読み
いづしのかは/いずしのかわ
ローマ字表記
Izushinokawa
登場箇所
応神記・秋山の神と春山の神
住所
兵庫県豊岡市出石町宮内 地図を表示
緯度/経度
北緯 35°28'53.2"
東経 134°51'40.8"
説明
 兄弟神の弟・春山之霞壮夫が、伊豆志大神の娘・伊豆志袁登売神に求婚し、結婚を果たした際、兄・秋山之下氷壮夫は、その求婚の成功に対して賭けていた品物を支払わなかった。そこで、弟は伊豆志河の洲の一節竹(ひとよだけ。一節だけの竹の意か)を取って目の粗い籠を作り、その河の石を取って塩と合わせてその竹の葉に包んで、兄を呪詛した。
 比定地は、出石神社の西を流れる出石川に当たるとする説が一般的である。ただし、出石にある川の意で特定の川の固有名ではないとする説もある。地図には参考として出石川を示した。
URL
備考
本居宣長『古事記伝』34(『本居宣長全集 第12巻』筑摩書房、1974年3月)
西宮一民(校注)『古事記』(新潮日本古典集成、新潮社、1979年6月)
西郷信綱『古事記注釈 第六巻』(ちくま学芸文庫、筑摩書房、2006年2月、初出1988年8月・1989年9月)

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